ECサイトのSEO集客戦略|検索意図・コンテンツ設計・改善を7手順で解説

ECサイトのSEOで検索意図から記事・カテゴリ・商品をつなぎ検索流入を増やす7手順

ECサイトのSEOで検索流入を増やすには、ブログ記事を大量に作るだけでは不十分です。

重要なのは、「どのような顧客が何を検索するのか」を整理し、その検索意図に対して、商品ページ・カテゴリページ・比較記事・選び方記事など、最も適したページを用意することです。

たとえば、特定の商品名を検索する人には商品ページ、複数の商品を比較したい人にはカテゴリページ、選び方を知りたい人にはガイド記事が向いています。

同じ検索意図に対して似た記事を増やし続けると、サイト内でどのページを中心に見せたいのか分かりにくくなります。

また、SEOでアクセスだけを増やしても、商品ページへ移動できない、送料が分からない、商品を比較できない状態では売上につながりません。

ECサイトのSEOでは、検索流入を増やすことと、検索した人を商品閲覧・購入へつなげることをセットで考える必要があります。

この記事では、検索需要の見つけ方、検索意図とページの役割分担、コンテンツ設計、内部リンク、技術SEO、Search Consoleを使った改善まで、ECサイトのSEO集客戦略を7つの手順で解説します。

この記事の要点
  • SEOの目的を「順位」ではなく検索経由の売上・見込み客獲得までつなげる
  • 1ページ1キーワードではなく、1ページの中心となる検索意図を決める
  • 商品・カテゴリ・比較・選び方記事の役割を分ける
  • Search Consoleだけでなくサイト内検索・問い合わせ・レビューから検索語を集める
  • 記事→カテゴリ→商品という購入導線を内部リンクで作る
  • 重要ページを孤立させず、サイト構造から重要性を伝える
  • 表示回数・CTR・掲載順位・検索クエリをセットで確認する
  • 新記事だけでなく既存ページの統合・リライトも優先する

このページと「EC SEO実践ガイド」の違い

このサイトには、EC SEOについて役割の異なる2つの記事があります。

記事 主な役割 向いている人
この記事 検索需要・検索意図・コンテンツ・内部リンク・改善方針を設計する EC全体のSEO集客戦略を作りたい
EC SEO対策実践ガイド 商品・カテゴリ・URL・構造化データなど具体的なページを改善する 商品・カテゴリページを実際に修正したい

ECサイトのSEO集客とは

ECサイトのSEO集客とは、商品や悩みに関係する検索をしているユーザーに、自社の適切なページを見つけてもらい、商品閲覧や購入へつなげる取り組みです。

検索流入を集められるページは、ブログ記事だけではありません。

ページ 主な役割 検索例
商品ページ 特定商品の購入判断 商品名、型番、商品名+通販
カテゴリページ 複数商品を探す・比較する 通勤バッグ、浅煎りコーヒー豆
選び方記事 購入条件を整理する 通勤バッグ 選び方
比較記事 候補を比較する A B 違い、〇〇 比較
使い方記事 購入前後の疑問を解決する 商品名 使い方
FAQ・ガイド 個別の不安を解消する 送料、返品、サイズ交換
事例・レビュー 利用イメージ・判断材料 商品名 口コミ、〇〇 事例
SEOのゴールを「検索順位」にしない

検索順位やクリック数は途中の指標です。最終的には、検索したユーザーが商品を見て、比較し、購入へ進んでいるかまで確認します。

ECサイトのSEO集客を改善する7つの手順

1.SEOで増やしたい売上・商品を決める

キーワード調査から始める前に、「何を売るためのSEOなのか」を決めます。

たとえば次のように整理します。

  • 主力商品の検索流入を増やす
  • 利益率の高い商品カテゴリを伸ばす
  • 新商品を知ってもらう
  • 比較検討中のユーザーを集める
  • 初心者向け商品への入口を増やす
  • 再購入前の使い方検索に答える
検索数だけでキーワードを選ばない

検索数が多くても、商品と関係が薄いアクセスでは購入につながりません。検索需要だけでなく、商品・利益・購入への近さを合わせて判断します。

SEO対象ページを先に決める

最初からサイト全体を改善しようとせず、事業上重要なページを選びます。

  • 主力カテゴリ
  • 売れ筋商品
  • 利益率の高い商品
  • Search Consoleで表示回数が多いページ
  • 掲載順位4〜20位で伸びしろがあるページ
  • 検索流入はあるが購入されていないページ

2.顧客が実際に使う検索語を集める

SEOキーワードは、キーワードツールだけから探す必要はありません。

ECサイトには、顧客自身が使った言葉を集められる場所があります。

情報源 分かること
Search Console Google検索で実際に表示・クリックされた検索語
サイト内検索 ショップ訪問後に顧客が探した商品・条件
問い合わせ 購入前に解決できていない疑問
レビュー 顧客が感じたメリット・用途
接客・営業 顧客が実際に使う表現
SNSコメント 興味・悩み・比較ポイント

商品名以外からキーワードを考える

商品名を知らないユーザーは、用途・悩み・条件などから検索します。

たとえば通勤バッグなら、次のように広げます。

カテゴリ

通勤バッグ、PCバッグ、トートバッグ。

用途

電車通勤、営業、出張、就職活動。

悩み

重い、収納できない、肩が疲れる。

条件

軽量、撥水、A4、13インチPC対応。

3.検索意図ごとに表示させるページを決める

キーワード候補を集めたら、次に「どのページで答えるか」を決めます。

SEOでは「1ページ1キーワード」と機械的に考えるより、1ページの中心となる検索意図を1つ決める方が実務的です。

同じ意図を持つ関連検索語には、同じページでまとめて答えられる場合があります。

検索例 中心ページ
通勤バッグ カテゴリページ
通勤バッグ 選び方 選び方記事
軽い 通勤バッグ 13インチ 需要に応じてカテゴリ・特集ページ
商品A 商品ページ
商品A 使い方 商品ページまたは使い方ガイド
商品A 商品B 違い 比較ページ

検索結果にどの種類のページが多いか確認する

キーワードだけでは検索意図を判断しにくい場合があります。

実際の検索結果で、上位にどの種類のページが多いか確認します。

  • 商品ページ
  • カテゴリページ
  • 比較記事
  • 選び方記事
  • メーカー・ブランド公式ページ
  • 動画
同じ意図の記事を増やし続けない

「通勤バッグ 選び方」「通勤バッグ 選ぶポイント」「失敗しない通勤バッグ」のように内容がほぼ同じ記事を複数作るより、一つの中心記事を十分に改善する方が管理しやすくなります。

4.記事・カテゴリ・商品をトピック単位でつなぐ

ECサイトのSEOでは、1ページだけを単独で強化するのではなく、関連ページを役割ごとにつなぎます。

1 悩み・選び方記事

顧客の悩みや購入条件を整理します。

2 カテゴリページ

条件に合う商品を一覧・比較できるようにします。

3 商品ページ

特定商品の仕様、価格、送料、在庫、購入条件を確認します。

4 購入後ガイド

使い方、お手入れ、よくある疑問を補います。

トピッククラスター例

ページ
中心カテゴリ 通勤バッグ
選び方 通勤バッグの選び方
条件別 軽量・撥水・PC収納
比較 トートとリュックの違い
使い方 PCを安全に収納する方法
商品 各通勤バッグ商品ページ

アンカーテキストを具体的にする

弱い例

詳しくはこちら。

改善例

A4書類と13インチPCを収納できる商品は、軽量通勤バッグの商品一覧で重量や素材を比較できます。

リンクを置くこと自体ではなく、リンク先で何を確認できるかを読者へ伝えます。

内部リンクは双方向で考える

記事から商品へリンクするだけでなく、商品ページから関連ガイドへもつなげます。

  • 商品の選び方
  • サイズの測り方
  • 他モデルとの違い
  • 素材のお手入れ
  • 使い方
重要ページを孤立させない

主力商品やカテゴリへ関連ページから自然な内部リンクを作り、ユーザーが次の情報へ進める構造にします。

5.検索流入だけで終わらないSEO記事を作る

ECサイトの記事は、PVを増やすことだけを目的にしません。

記事を読んだユーザーが次に必要な行動まで設計します。

情報収集記事

例:

  • 〇〇とは
  • 〇〇の選び方
  • 初心者向け〇〇
  • 〇〇の使い方

記事内から、条件に合うカテゴリ・商品へ案内します。

比較記事

比較表だけで終わらせず、次を明確にします。

  • 比較条件
  • 各商品の違い
  • 向いている人
  • 向いていない人
  • 選ぶ判断基準
  • 商品ページへの導線

問題解決記事

商品を直接売り込まず、まず読者の問題を解決します。

その解決手段として商品が必要な場合に自然に案内します。

一次情報を追加する

一般論だけの記事ではなく、自店だから掲載できる情報を増やします。

  • 実際の商品写真
  • サイズ比較
  • 使用テスト
  • スタッフが試した結果
  • 顧客から多い質問
  • 返品理由から分かった注意点
  • 商品別の選び分け
  • メーカー・公的機関など一次情報への参照
検索上位記事の言い換えで終わらせない

競合記事で不足している判断材料や、自店の商品・顧客対応から得た具体情報を追加します。

6.EC特有の技術SEOを確認する

ECサイトはブログよりURLやページ種類が増えやすいため、コンテンツだけでなく技術面も確認します。

Googleがたどれるリンク構造を作る

基本的には、次のように重要ページへリンクで到達できる状態を作ります。

トップ → カテゴリ → サブカテゴリ → 商品

JavaScript操作やサイト内検索をしなければ商品へ到達できない状態を避け、通常のリンクから主要ページへ移動できるようにします。

絞り込みURLを増やしすぎない

ECでは次の操作でURLが大量に発生する場合があります。

  • サイズ
  • 価格
  • ブランド
  • 並び替え
  • 在庫有無

すべての組み合わせを検索流入用ページとして扱う必要はありません。

検索需要があり独自の価値を持つページと、単なる操作用URLを分けて管理します。

noindexやrobots.txtを一括設定しない

フィルター・検索結果・重複URLの扱いはサイト構造によって異なります。重要ページまでクロール・インデックスできなくならないよう、対象URLを確認してから設定してください。

商品構造化データを確認する

商品ページでは、利用しているテーマやECシステムが商品構造化データを出力している場合があります。

商品ページ、構造化データ、Merchant Center等を利用している場合の商品データで、次の内容が一致しているか確認します。

  • 商品名
  • 価格
  • 通貨
  • 在庫
  • 商品URL
  • 商品画像
  • ブランド等

Google Search Central「Product structured data」

構造化データを重複追加しない

SEOプラグイン、テーマ、ECプラグイン等がすでに商品データを出力している場合があります。手動追加する前に既存出力を確認してください。

スマートフォンで購入まで確認する

SEOチェックをページ速度のスコアだけで終わらせません。

  • 商品画像を確認できる
  • 文字が読みやすい
  • 商品バリエーションを選択できる
  • フィルターを使える
  • カートへ追加できる
  • 購入フォームを操作できる

7.Search Consoleで改善ページを決める

SEO対策は公開して終わりではありません。

Search Consoleで検索結果の反応を確認し、改善対象を決めます。

最初に見る4つの指標

指標 分かること
表示回数 検索結果へ表示された機会
クリック数 検索結果から訪問された数
CTR 表示に対してクリックされた割合
平均掲載順位 検索結果上の平均的な位置

ページ平均だけでなく、検索クエリごとに確認します。

表示回数が多いのにクリックが少ない

次を確認します。

  • どの検索語で表示されているか
  • 検索意図とページ内容が一致しているか
  • タイトルから内容が分かるか
  • 競合結果と比べて具体性があるか
  • 掲載順位が低すぎないか
低CTR=タイトルが悪い、と即断しない

CTRは掲載順位、検索語、検索結果の表示形式などでも変わります。順位と検索クエリを一緒に確認します。

掲載順位4〜20位のページ

事業上重要で一定の表示回数があるページなら、優先的に改善候補にします。

  • 検索意図への回答不足
  • 競合にあって自ページにない情報
  • 具体例不足
  • 独自情報不足
  • 内部リンク不足
  • タイトルと検索語のずれ
  • 情報の古さ

クリックはあるのに購入されない

この場合はSEO順位より、検索流入後を確認します。

  • 検索意図と商品が一致しているか
  • 商品ページへ移動しているか
  • 商品写真は十分か
  • 価格・送料が分かるか
  • カート追加されているか
  • 購入フォームで離脱していないか

ECサイト用キーワードマップの作り方

キーワードを一覧にするだけではなく、対応するページまで決めます。

テーマ 検索意図 中心ページ 次の導線
通勤バッグ 商品を探す カテゴリ 商品ページ
通勤バッグ 選び方 条件を知る 選び方記事 カテゴリ
通勤バッグ 軽量 軽い商品を探す カテゴリ・特集 商品
通勤バッグ 重い 対策 悩みを解決する ガイド記事 軽量商品のカテゴリ
商品A 商品B 違い 比較する 比較記事 各商品ページ

キーワード管理表に追加する項目

  • 検索テーマ
  • 検索意図
  • 対象顧客
  • 対応URL
  • ページ種類
  • 商品との関連性
  • 現在の表示回数
  • 現在のクリック数
  • 平均掲載順位
  • 最終更新日
新記事を書く前に既存URLを確認する

似た検索意図へ答えている既存記事があるなら、新しいURLを増やす前にリライト・統合できないか確認します。

タイトルと検索結果のクリック率を改善する

タイトルはページごとに具体化する

検索結果で内容を判断できるよう、ページの主題を明確にします。

弱い例

初心者向けSEOガイド

改善例

ECサイトのSEO集客戦略|検索流入を増やす7つの改善手順

主要テーマを自然に含め、検索者が得られる情報を具体的にします。

キーワードを何度も繰り返したり、本文と異なる誇張表現を入れたりする必要はありません。

Google Search Central「Title links」

メタディスクリプションはページ内容を要約する

メタディスクリプションには、そのページで何が分かるのかを簡潔にまとめます。

ただし、設定したメタディスクリプションが常に検索結果へそのまま表示されるとは限りません。

検索内容に応じて、ページ本文から検索結果の説明文が作られることもあります。

Google Search Central「Snippets」

CTR改善はタイトル変更だけで終わらせない

検索語とページ内容自体がずれている場合は、タイトルだけ変更しても根本改善になりません。見出し・本文・ページ役割まで検索意図へ合わせます。

検索にも購入にも強いサイト構造を作る

ECサイトでは、商品数を増やすだけでなく、商品を探せる構造を整えます。

基本的には次の階層を考えます。

トップ → 大カテゴリ → 小カテゴリ → 商品

さらに、ガイド記事からカテゴリへ、カテゴリから商品へ、商品から関連ガイドへリンクします。

カテゴリを増やしすぎない

商品が1件しかないカテゴリや、ほとんど同じ商品構成のカテゴリを大量に作る必要はありません。

カテゴリを作る場合は、少なくとも次を確認します。

  • 顧客が実際にその条件で商品を探すか
  • 複数商品を比較できるか
  • カテゴリ独自の説明ができるか
  • 他カテゴリと役割が重複しないか

パンくずリストを整える

商品がどのカテゴリに属しているか分かるようにします。

例:

ホーム > バッグ > 通勤バッグ > 商品A

内部リンクはページ数ではなく関連性を優先する

記事末に大量のリンクを並べるだけでなく、本文中で必要になった場所から関連ページへ案内します。

Google Search Central「Links best practices」

商品ページSEOは購入率とセットで改善する

商品ページは、検索エンジン向けの商品説明を書く場所ではありません。

検索者が商品を理解し、購入できる情報を優先します。

  • 具体的な商品名
  • 独自の商品説明
  • 複数の商品写真
  • サイズ・重量
  • 素材・仕様
  • 利用場面
  • 価格
  • 在庫
  • 送料
  • 発送予定
  • 返品条件
  • FAQ
  • レビュー

新規記事とリライトの優先順位

SEOでは記事本数を増やすこと自体を目標にしません。

既存ページに改善余地があるなら、新規記事よりリライトの方が優先度が高い場合があります。

状態 優先度 改善内容
表示回数が多くCTRが低い 検索語・タイトル・検索意図
掲載順位4〜20位 不足内容・独自情報・内部リンク
クリックはあるが購入されない 商品導線・商品ページ・購入条件
似た記事が複数ある 中心ページ決定・統合・役割分担
古い料金・仕様が残っている 一次情報で更新
関連リンクがない 記事・カテゴリ・商品の接続
表示回数自体が少ない 要確認 検索需要・インデックス・検索意図

表示回数0のページを一律に削除しない

検索需要が少なくても、購入者のFAQや既存顧客に必要なページである場合があります。

SEO流入だけでなく、サイト内での役割も確認してください。

似た記事は役割を分ける

たとえばこのサイトでは、次のように分担します。

ページ 役割
SEO集客戦略 検索意図・コンテンツ・サイト全体の設計
EC SEO実践ガイド 商品・カテゴリ・技術SEOの実装
商品ページ作成 商品ページの購入率とSEO
検索ログ分析 サイト内検索から需要・ゼロ件検索を分析
EC効果測定 SEO流入後を含む購入ファネル分析

EC SEOで確認するKPI

段階 主なKPI
検索露出 表示回数・検索クエリ・平均掲載順位
クリック クリック数・CTR
閲覧 記事・カテゴリ・商品ページ閲覧
検討 商品閲覧・カート投入
購入 購入数・購入率・検索経由売上
採算 粗利益・限界利益
継続 2回目購入・再注文
自然検索セッションだけ増えても成功とは限らない

購入と無関係なテーマでアクセスだけ増やしても、ECの売上改善にはつながりにくくなります。検索流入から商品閲覧・購入まで確認してください。

90日で進めるEC SEO改善プラン

1〜30日目:既存ページの役割を整理する

  • 主力商品・カテゴリを決める
  • Search Consoleで主要検索語を確認する
  • 既存記事の検索意図を一覧化する
  • 検索意図が重複する記事を探す
  • 商品・カテゴリ・記事の役割を分ける
  • 表示回数が多いページを確認する
  • 掲載順位4〜20位を確認する
  • 高表示・低CTRページを確認する

最初の30日は、新規記事を大量に追加するより、現在どのページが何を狙っているかを整理します。

31〜60日目:重要ページと内部リンクを改善する

  • 重要記事の不足内容を追加する
  • 独自写真・実例を追加する
  • タイトルを検索意図へ合わせる
  • カテゴリ説明を改善する
  • 記事からカテゴリへリンクする
  • カテゴリから商品へリンクする
  • 商品から関連ガイドへリンクする
  • 孤立ページを減らす
  • 類似記事を統合する

61〜90日目:不足テーマを追加して計測する

  • 既存ページで答えていない検索意図を探す
  • 必要な新記事だけ作る
  • サイト内検索語を確認する
  • 問い合わせからFAQテーマを探す
  • 商品ページへのクリックを確認する
  • カート投入を確認する
  • 検索経由の購入を確認する
  • 変更日と変更内容を記録する
90日のゴール

記事本数を増やすことではなく、「どの検索意図を、どのページが担当し、次にどの商品へ案内するか」が説明できるサイト構造を作ることです。

ECサイトのSEOでよくある失敗

キーワードを何度も詰め込む

同じ語句を不自然に繰り返すのではなく、検索者が理解しやすい文章を優先します。

検索数だけで記事テーマを決める

商品・サービスへつながらないアクセスを増やしても、ECの利益にはつながりにくくなります。

似た記事を量産する

同じ検索意図へ複数URLを作る前に、既存ページへ追加できないか確認します。

ブログ記事だけ改善する

商品・カテゴリ・内部リンクが弱ければ、検索流入から購入へ進めません。

商品説明をメーカー文章のまま使う

商品仕様だけではなく、自店で確認した用途・選び方・注意点など独自情報を追加します。

内部リンクを記事末だけに大量配置する

本文中で読者が次の情報を必要とする場所から自然に案内します。

フィルターURLをすべてインデックスさせる

検索需要と独自価値のあるページかを確認し、単なる並び替え・絞り込みURLと分けます。

すべての低流入ページをnoindexにする

ページの役割、内部リンク、顧客に必要な情報かを確認してから判断します。

構造化データを重複追加する

テーマやEC・SEOプラグインですでに出力されていないか確認します。

順位だけを見る

表示回数、クリック、CTR、商品閲覧、購入まで合わせて確認します。

公開した記事を更新しない

料金、制度、サービス仕様など変化するテーマは一次情報を確認して更新します。

SEO流入は増えたが売上を確認しない

検索経由のユーザーが商品を見て購入しているかまで確認してください。

ECサイトSEOチェックリスト

SEO戦略

  • SEOで伸ばしたい商品・カテゴリを決めている
  • 中心顧客を決めている
  • 商品と関係する検索テーマを選んでいる
  • 検索流入から購入までの導線を決めている

検索意図

  • 各ページの中心検索意図を決めている
  • 検索意図とページ種類が一致している
  • 類似記事を確認している
  • 新規記事前に既存ページを確認している
  • 検索結果のページ種類を確認している

コンテンツ

  • 導入文で検索者の悩みへ答えている
  • 見出しだけでも内容が理解できる
  • 具体的な手順がある
  • 判断基準がある
  • 独自写真・実例がある
  • 公式一次情報を必要に応じて確認している
  • 根拠のない数値を掲載していない

内部リンク

  • 記事から関連カテゴリへリンクしている
  • カテゴリから商品へリンクしている
  • 商品から関連ガイドへリンクしている
  • アンカーテキストが具体的
  • 重要ページが孤立していない

商品・カテゴリ

  • 商品名が具体的
  • 独自の商品説明がある
  • 商品写真が十分にある
  • 価格・在庫が最新
  • 送料・発送予定が分かる
  • カテゴリに説明がある
  • 商品を比較しやすい

技術SEO

  • 重要ページへ通常のリンクから移動できる
  • 不要なURLパラメータを確認している
  • フィルターURLを確認している
  • canonical設定を確認している
  • 意図しないnoindexがない
  • 商品構造化データを確認している
  • スマートフォンで購入までテストしている

Search Console

  • 表示回数を確認している
  • クリック数を確認している
  • CTRを確認している
  • 平均掲載順位を確認している
  • 検索クエリ単位で確認している
  • 掲載順位4〜20位を改善候補にしている
  • 高表示・低CTRページを確認している
  • 変更日と変更内容を記録している

ECサイトのSEOに関するFAQ

ECサイトではブログを書けばSEO対策になりますか?

ブログだけでは不十分です。商品・カテゴリページ、内部リンク、サイト構造なども重要です。記事で集めたユーザーが関連商品へ移動できる導線も整えてください。

商品ページとブログ記事のどちらを検索上位にすべきですか?

検索意図によります。特定の商品を探している検索には商品ページ、複数商品を探す検索にはカテゴリ、選び方を知りたい検索には記事が向いています。先に検索者が求めるページ種類を確認してください。

1ページにつきキーワードは1つにするべきですか?

完全に1語だけへ限定する必要はありません。中心となる検索意図を1つ決め、その意図と近い関連検索語へ自然に答えます。異なる目的の検索まで1ページへ詰め込まないようにします。

ロングテールキーワードを狙った方がよいですか?

小規模ECでは、用途・悩み・条件が具体的な検索を扱いやすい場合があります。ただし検索語が長いこと自体ではなく、商品と関連し、検索意図へ十分な回答を用意できるかで判断してください。

商品説明へキーワードを何回入れればよいですか?

回数を目標にする必要はありません。商品名、素材、用途、サイズなど、購入者が必要とする内容を具体的に説明し、その中で検索者が使う言葉を自然に使用してください。

表示回数が多いのにCTRが低い場合はタイトルを変えればよいですか?

まず検索クエリと掲載順位を確認します。検索意図とページ内容がずれている場合は、タイトルだけでなく本文やページの役割自体を改善します。

掲載順位が何位ならリライトすべきですか?

順位だけでは決めません。事業上重要で表示回数があり、平均掲載順位4〜20位程度のページは改善候補にしやすいですが、クリック・検索意図・売上への近さも合わせて判断してください。

似た記事が複数ある場合は削除すべきですか?

すぐ削除するのではなく、それぞれの検索意図と流入を確認します。内容がほぼ同じなら中心ページへ統合する方法があります。明確に異なる検索意図があるなら役割を分けて残せます。

Product構造化データを追加すれば順位は上がりますか?

順位上昇を保証するものではありません。構造化データは商品情報を検索エンジンへ明確に伝えるために利用します。実際の商品ページと価格・在庫などの情報を一致させ、既存のテーマやプラグインによる出力も確認してください。

SEOは無料の集客方法ですか?

広告クリックのような直接費用が発生しない場合でも、調査、商品撮影、記事作成、サイト改善、分析、リライトには時間や人件費がかかります。検索流入だけでなく売上・利益まで確認して投資判断してください。

まとめ

ECサイトのSEO集客を改善する7つの手順
  1. SEOで増やしたい売上・商品を決める
  2. 顧客が実際に使う検索語を集める
  3. 検索意図ごとに表示させるページを決める
  4. 記事・カテゴリ・商品をトピック単位でつなぐ
  5. 検索流入だけで終わらないSEO記事を作る
  6. EC特有の技術SEOを確認する
  7. Search Consoleで改善ページを決める

ECサイトのSEOでは、キーワードを探して記事を書くことが目的ではありません。

まず、どの商品・カテゴリを伸ばしたいのかを決め、その商品を必要とする顧客がどのような言葉で検索しているかを確認します。

次に、その検索意図へ商品ページ、カテゴリページ、比較記事、選び方記事のどれで答えるかを決めてください。

1ページ1キーワードと機械的に考えるのではなく、一つの中心検索意図に対して十分に答えられるページを作ります。

そして、記事を単独で終わらせず、選び方記事からカテゴリ、カテゴリから商品、商品から関連ガイドへ内部リンクでつなぎます。

商品ページやカテゴリページでは、検索キーワードよりも購入者が必要とする写真、サイズ、価格、在庫、送料、発送予定などを優先してください。

EC特有の絞り込みURL、構造化データ、重複URLなどの技術SEOも確認します。

公開後はSearch Consoleで表示回数、クリック、CTR、平均掲載順位、検索クエリを確認し、表示回数が多いのにクリックされないページや、掲載順位4〜20位で事業上重要なページから改善します。

検索流入が増えた後は、商品閲覧、カート投入、購入まで分析してください。

SEOの最終目的は順位を上げることではなく、検索から自店の商品を必要としている顧客と出会い、購入につながる導線を長期的に作ることです。

まずSearch Consoleから改善する3ページを選ぶ

表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位を確認し、「事業上重要」「表示回数がある」「順位4〜20位またはCTRに改善余地がある」ページを3つまで選んでください。新記事を増やす前に、検索意図・本文・内部リンク・商品導線を改善します。

商品・カテゴリページのSEO改善へ進む

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